公認会計士とUSCPA、現役大学生が挑戦すべきなのはどちらか?




大学生が就職を有利にするために取得するのであればUSCPAをとる方をお勧めします。

資格取得にあたっては、将来何をやりたいかによって、どちらの資格にチャレンジすべきかは異なります。また、人それぞれで考え方、取得すべき資格は異なります。

が、これから一般企業への就職を考えているのであれば、USCPAの方が役に立つと考えられます。そのくらい、ビジネスの世界は国際化しているのです。

2017年のこの時点で、約190社ある上場企業の海外売上率は約60%と言われています。昔は、USCPAと言えば外資系の経理をやるための資格という感じでしたが、今は、日系の大企業の国際部門で働くために有利な資格となっています。

 

公認会計士資格とUSCPAの違いは

 

公認会計士資格というのは、その国や州の商法や会社法に基づいて監査を行い、監査意見を述べることができる資格のことを言います。従って、日本の商法に従って会計監査を行い、監査意見を出すのが日本の公認会計士です。

アメリカの公認会計士資格は、州ごとに認可されます。米国公認会計士(USCPA)といっても、実際は、ニューヨーク州CPAだったり、カリフォルニア州CPAだったりするわけです。従って、USCPAは、日本で監査業務を中心になって行うことはできません。

 

USCPAがお勧めな理由

 

では、何故USCPAが今お勧めなのかというとそれには理由があります。

✔ 合格率が比較的高い。USCPA試験は、会計2科目、ビジネス法1科目、監査論1科目で実施されます。合格率は科目によりますがほぼ50%です。毎年約2,000人の日本人がUSCPAを受験していますが、科目ごとの合格率は約33%。USCPA試験の受験を初めてから、2年で約30%の受験者4科目すべてに合格しています。合格率が高いので、大学在学中に合格しやすい。

✔  就職先の範囲が広がっている。且つて、USCPAの主な就職先は、外資系企業、監査法人の国際部門などでしたが、現在では日系の大企業まで、就職先が広がっています。上場企業の新卒採用は、過半数が国際業務要員と言われており、英語と会計、ビジネス法、内部管理の知識を合わせ持ったUSCPAは、企業のニーズにマッチする資格です。

✔ 日本の公認会計士試験が、これほど難しいとは海外のビジネスマンは知りません。一方、USCPAは、海外のビジネスマンならだれもが知っています。国際ビジネスをする上で、この認知度は強みとなります。

✔ USCPAを取得した後に、米国の弁護士資格を取ることで、業務の可能性を広げることができる。最近では、米国の弁護士資格を取得する方法もいろいろと増えているようです。国際取引が増加する中、国際業務が収益の中心となっている企業においては、米国の弁護士資格を持った社員は、強力な人材です。大企業の法務部門への就職を目標にしているなら、USCPAと米国の弁護士資格の組み合わせは有力だと思います。

 

まとめ

 

従来の日本の会計士のキャリアパスは、監査法人に就職し、その後独立して自分の事務所を持つというものでした。USCPAは日本の監査業務を独立して行うことはできませんから、独立して会計事務所を開設することはできません。

USCPAの取得がお勧めな理由は、日本の公認会計士試験と比較すると合格可能性が高く、卒業後、企業で活躍できる機会が増えるからです。企業の国際化が著しい中、大企業への就職で有利になる可能性が高くなります。




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