数学の天才少女を描いたマッケナ・グレイスの映画「gifted / ギフテッド」、何歳の子どもから見せるのが適当か。




映画「gifted / ギフテッド」が11月23日から公開されています。季節がら、クリスマスシーズンも近づいているので、冬の季節にお子さんと見る映画として考えていらっしゃる親御さんもいるかもしれません。

フロリダで、数学者だった母親の弟(クリス・エヴァンス)、そして、猫のフレッドと暮らしていた、7才のメリーが小学校に入学することになります。そこまでは、良くある話なのですが、母親の数学の才能を受け継いだメリーが、小学校で数学の天才的な才能を示したことから、回りの大人に様々な葛藤が生まれます。そのあとは、涙と笑いのヒューマンドラマが展開する訳ですが・・・

ただし、ストーリーの本筋とは別に、ここでは「英才教育」という視点から話を進めます。

 

 

アメリカのギフテッド教育

英才教育は、早期教育(先取り教育)、エリート教育、ギフテッド教育に分けることができます。

● 早期教育は、先取り教育のことで、学校で勉強する内容を通常より早い次期に勉強すること
● エリート教育は、いわゆる帝王学のことで、社会のリーダーを養成するための教育
● ギフテッド教育は、天才児の力を伸ばすための教育

ギフテッド教育の分類ついて、日本語版のWikiは下記のように説明しています。

別クラス方式     
ギフテッドは他の子供達とは別のクラスや別の学校に集められて学ぶ。このような学級を「ギフテッド集合学級」ともいう。

モンテッソーリ教育方式
モンテッソーリ形式のクラスは3つの年齢グループが混ざっており、自分と同い年の子供達に混じったままで学習進度を上げる機会が与えられる。モンテッソーリは非常に自由な学習環境を与えるため、早ければ平均の倍のスピードで学ぶギフテッドの子供に適している。

促進方式
生徒達は自分の能力に合った高いレベルのクラスに進める。いくつかの大学は飛び入学を認めており、ギフテッドの子供が弱年で大学で学ぶ機会が与えられている。この方式は、ギフテッドの子供が学力に釣り合った内容を学習できる一方、社会的に疎外される恐れがある。

取り出し指導方式生徒は一定の時間をギフテッドの学級で学び、残りの時間は同級生と同じクラスで学ぶ。

エンリッチメント方式
生徒は全学習時間を同級生とすごすが、知的挑戦になるような特別の課題を与えられる。

ホームスクール方式
数多くの教育オプションが含まれる。パート・タイムで学校に通ったり、常時家庭で学習する方式。そのクラス内容・グループ構成・学習指導者や家庭教師には様々なオプションがある。また学校に通わず、家庭の学習にも教育指導ガイドラインを一切用いず、子供自身の興味・必要・目標に応じて自分で学ばせるアンスクーリングも含まれる。

アメリカ合衆国では、ホームスクール方式を受けるギフテッドの子供が急増している。これは予算削減と標準化を念頭に置いた教育方針という二つの理由から学区の多くがギフテッド教育を削る傾向にあり、ギフテッド個人個人に対応できる個別学習法を模索する家族が増えたためと見られる。

サマー・スクール方式
夏休みの間にギフテッドの子供を対象にした集中講義やキャンプが行われる。1979年にジョンズ・ホプキンス大学で設立され、2007年現在ではイギリス、アイルランド、バミューダ、スペイン、タイ、中国、メキシコに支部があるCTY(Center for Talented Youth、タレンテッド児童のためのセンター)のサマー・スクールが有名である。
課外活動
放課後の課外活動や趣味としてチェスのような知的ゲームが好まれる。

 

映画の主人公のメリーの場合、最初は促進方式にそってギフテッド教育を行っている別の学校へ転向するように勧められます。しかし、いろいろな事件を経た後で、取り出し指導方式(午前中は大学で勉強し、午後は地元の小学校で同じ学年のクラスメートと勉強する)という学習方法に落ち着きます。

 

「gifted / ギフテッド」を保護者の立場で採点すると

Common Sense Mediaは、カルフォルニアのNPOで、子どもの教育とメディアについて、第3者の立場から情報を提供している団体です。子どもへの影響と教育効果という立場から、商業映画の評価も行っています。

その採点方法は、下記のそれぞれの点について5段階評価で点数をつけるというもの。同時に視聴させるのに適した年齢も表示されています。

● ポジティブな主張を行っているか
● 子どもの良いお手本となる人物が登場しているか
● 暴力シーンはあるか
● セックスシーンはあるか
● 言葉づかいは適切か?
● 特定に商品のコマーシャルになっていないか
● 飲酒、薬物、喫煙シーンはないか?

ちなみに、gifted / ギフテッドの総合得点は星が3つ(★★★)、12才以上から、でした。
保護者や、子どもの評価も表示されていて、保護者(★★★★)11才以上から、子ども(★★★★)11才以上から、という評価でした。細かく客観的な採点基準がある分、Common Sense Mediaの採点の法が厳しくなるようです。

Common Sense Mediaの採点ページはコチラをご覧ください⇒ Gifted

 

 

 

 

 




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